【新唐人日本2011年1月16日付ニュース】中国大陸では、薬で果物の熟成を促す現象はよく見られます。しかし、使用される薬には、ホルモンが含まれ、しょっちゅう食べれば、内臓を傷つけるほか、子供の性の早熟も招くと案じられています。
熟成前の果物は、腐りにくく、硬いので輸送にも便利です。華中科技大学の黄連珍教授によると、大陸では薬を使った果物の熟成が普通だそうです。
中国では多くの果物で、催熟剤、膨張剤、防腐剤、着色剤、ワックスなどが過度に使われているそうです。催熟剤の主成分はエチレン。内臓に害をもたらす危険が指摘されています。
華中科技大学 黄連珍教授:「胃腸肝 腎に影響するでしょう、催熟剤のエチレンは慢性的な害。ホルモン状の物なので、子供の早熟を招くでしょう」
催熟剤は一種のホルモンだと、他の専門家も指摘。
江蘇揚子江生物化学研究所 徐軍氏:「催熟剤は昔からあります、細胞分裂を促します」
北京の市民、王さんは不安を募らせます。
北京市民 王さん:「人体に入れば、慢性自殺のようだと思います。外国では許されないでしょう」
専門家によると、催熟剤は一種の植物成長調整剤です。果物の熟成を促すため、広く使われているそうです。
新唐人テレビがお伝えしました。
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